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taron - 星とまどろみ
02:25
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[画伯]
火のないところに煙が立つ
跳ねる鯰 MC 画伯
聞くところにゃ その赤子は
舌から生まれたそうだ
目に沁みる 吸って吐くこの詩が
脳裏に浮かぶ銀河
センサーにはかからない煙
センセーにはわからない気持ち
[MIKU]
酸素がなくてもRAPできるMC
パスされるマイクにゃ地獄めぐり
蒸かし続けた部屋
壁には水色の染みが広がる
“震える舌 in the place to be”
imaginary 韻が踏めるPUSSY が
燻らす葉巻
モクモク歌うRAP MACHINE
[HOOK]
煙のマネー
煙の女
煙のクスリ
煙の恋
煙の絵画
煙の思い出
煙の夏
煙の殺意
煙のワレワレは
煙の震える
煙の舌
煙のピストル
煙の銃弾
煙の「パーン」
煙の悲鳴
煙の殺意
[画伯]
「このたびはお悔やみ申し上げます」
線香が漂う部屋
すすり泣く 黒い十人の女 親族 ほか
でも 俺が死んでもホッとしちゃいけない
火葬場 の煙突を見れば
おびただしい煙が 大空で
渦を巻く
[MIKU]
この詩には匂いがついている
風に流れてくる ツインテール
耳で嗅ぐ臭気 絡みつく
意思持った煙
ここ そこ どこにでも居る
わずかな隙間でも入り込む
朧げな視界に目を凝らすと
二体のMachineが舌出す
[HOOK]
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solidsmoke×とーず - 交錯レイテンシ
04:52
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枯れた尾花の根 甘い声 最果て
舞っては また夢
棘 すれ違う 利害の外
荒らす 土足が
踏む神を守る手ごと踏み抜く
感情が支配 遅れた利益
眠りさえ誘う 腐敗した雨だけ
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rjnk - むすんでひらいてむすんでひらいて
04:16
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けだし この街の価値 そのものさし
口出し 出来ない もどかしい
あやかしの友達は不案内で
助太刀の出で立ちは見せらんないです
路地裏のなまぬるい空気に
誘われるままふらふら来たのに
はしゃいでちゃっかりズルをしたりして
幼子に戻りたいよな気分です
にほんにいったいいくつあるの来々軒
それよりほしいです虚無の販売店
考えても考えてもみつからずバンザイして
踵返し繰り返す3回転
懸案は一度ちょっと地面に埋めといて
さわがしい外に探りを入れたいね
愛ね 暗いね 最近ちょっとつらいね
アルカイックスマイルでここで一句したいね
枯れた荒野どこまで続くの?
ゆらぐ人たちはどこ向かうの?
爪痕を残そうきっちりと
ヒッタイト帝国みたいにきっぱりと
歪んだ街ゆくあてもなく
どこかへ着く予感すらなく
歩き疲れじっと手を見る
むすんでひらいてむすんでひらいて
いつまで続くのこの熱帯夜
絶対嫌っていってるのになんでやるの分からず屋
マイルール押し通す諍いの最前線
扁桃腺が腫れたらもうやめなよ延長戦
平行線で終わった会話棚に上げといて
いっそ皆で聴きましょうよベートーヴェン
南大門に向かって何回も何回も
なんだよもう?って繰り返すよもうめいんどいもん
名声も平成も霊名も法令も
捨てちゃえよもう だってこどもだもん
がらんどうなふりして野望だけを盗んじゃって
右左ゴーで ゆけ雷門
土壇場になっても何も言ってこないから
不吉な知らせかって思っちゃったよ
トケイソウが咲く頃きみはどこにいたの?
時計台の向こうできみはなにをみたの?
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wtnb - too late
02:19
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神念怒憑乱華 - レコーディング(223)
03:21
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鈴木凹 - 手持ち花火
04:56
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何か話をしよう
どうでもいい話を
何か話をしよう
とりとめのない話を
何か話をしよう
きっとなんでもいいんだ
何か話をしよう
ほんとうのさいわいをさがしに
何か話をしよう
ぼくらは生まれてから死ぬまでどれだけのものを見てどれだけのことを考えるのだろう
残された時間はまだまだたくさんあるようで きっとどうしようもないことに浪費してしまうのだろう
君とは同じ時間と空間を共有する時間がそれなりに長かったけれど
見えている世界はまるで違うこともぼくはよくよくわかっているつもりで
わかっているからと言って何かが変わるかというと
変わるつもりはないから変えることもきっとない
今まで何をしてきたの?
今まで何を見てきたの?
今から何をするつもりなの?
何か話をしよう
きっと最後に笑えますように
例えばここが遠い銀河の左斜め北西に位置するとんでもない未来だったとして
最果てのアイスクリームが第四惑星のおひさまにとかされてしまわないうちに
コレクションが趣味の宇宙生物はダビデ像のようなすっとぼけた顔をしながらも
いつどうやってぼくらの眼球から水晶体だけを抜き取ろうとしてくるかわからない
そうやって何度も光の速度を超える経験があるようなフリをしたって
どうにもその笑い顔はガタガタと震えるブリキの兵隊のようだったと思うんだ
それでもぼくには君を責めるつもりなんてない
ただ、とりとめのない話をしたいだけだったんだ
きっと誰かが笑えますように
あの日夢でみた青空には ファーストフード店のチョコレートの味がする冷たいシェイクのカップの底面に
ちからづくで無理矢理ゆびをねじ込んでこじ開けたようないびつな穴がぽっかりとまぬけにあいていて
だって 日本語の漢字で空と書くと 穴が空いている と同じ形になるんだ
そのせいであそこをめがけて全てがゆっくりと滅亡に向かって吸い込まれていって
もうスズメの一匹すら鳴いてはくれなかったんだ
静かな静かな東京の晴天にただ一つ聞こえるのは
ぼくの皮膚がGを受けて津波のように波打ってめくれあがっていく
ビリビリという鈍い摩擦音だけだったんだ
こんなことになるなら
もっと君と話をしたかった
こんなことになるなら
もっと君を笑わせていたかった
こんなことになるなら
いっそのこと誰でも良かったんだ
こんなことになるなら
最初からぼくらの意識なんてどこにもなかったら良かったんだ
もう話すことはない
どこにもない
誰にもない
それがとてもかわいい
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